2008.11.28

教育してます?

漫画家内田春菊さんのエッセイ。

「教育」をテーマにしているが、お固いことはまったくない。

4人の子どもたち・家族とのできごとや
仕事や生活で出会った人たちとのできごとなどを
赤裸々に描いている。

春菊さんは「私たちは繁殖している」などのマンガ&エッセイでも
子どもたちとの生活を描かれているが、貫かれているのが「子どもへの愛情」。

子どもを愛しているのがびんびん伝わってきて私は好き。
ご自身がハラスメント被害者であったために、ハラスメントをする人(ハラッサー)に
対する分析が鋭い。

教育してます?教育してます?
(2007/09)
内田 春菊

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私も子供たちを愛して、お仕事がんばるぞ!そんな気持ちになった。
Posted at 10:41 | エッセイ | COM(8) | TB(0) |
2008.08.20

黒いマナー

黒いマナー

軽妙かつウィットに富んだエッセイを次々に書かれている
酒井順子さんの本。「負け犬の遠吠え」で有名ですね。

現代人、特に40前後の女性の心理を赤裸々に語りながら
現代社会における各種マナーを考えていく。

おつきあいのマナー、季節のマナー、関係性のマナー、
危険なマナーとある。

そこからさらに細分化されていて、たとえば
「メールのマナー」「別れのマナー」「格差マナー」「ハゲのマナー」など
辛口かつユーモラスな展開が論じられる。

■現代においては、「世の中には、色々な人がいるのだ」ということを理解するというのが、
マナーの基本になるのではないかと思われます(p261)

この姿勢で、世の中にいる色々な人の心理を読み取っているのが
面白いんです。「マナー=人の心の裏側を読み取ること=黒い」という展開で
堅苦しいはずのマナーが楽しく思えました。


装丁は佐藤可士和氏。↓ 力入ってますねー、出版社。
黒いマナー黒いマナー
(2007/09)
酒井 順子

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★読んでくださってありがとうございました
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Posted at 15:01 | エッセイ | COM(0) | TB(0) |
2008.06.24

ひとりでは生きられないのも芸のうち

新聞の書評だか広告の本特集だかに載っていた
「ひとりでは生きられないのも芸のうち」を読む。

これ、タイトルがいいですよね!すぐ読みたくなりましたもの。

ひとりでは生きられないのも芸のうちひとりでは生きられないのも芸のうち
(2008/01/30)
内田 樹

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【本のさわり】
大学の先生が、「夢の少子化対策」や「いかにして男は籠略(ろうらく)させるか」「納豆疑獄ととメディアの凋落」など現代社会の斬新なテーマに、ずばずば教養と皮肉とユーモアをこめた語り口で切りこむ。ブログから切りだして加筆されて構成されている。http://blog.tatsuru.com/

【響いた文を4つピックアップ!】
・「視聴者は90%のジャンクに10%の貴重な情報が含まれている程度の含有率に耐えてテレビを見るべきなのだ」
・少子化対策として打つ手は「国公立の学校の授業料を小学校から大学まで無料にすること」
・「自分のまわりにその健康と幸福を願わずにいられない多くの人々を有している人は、そうでない人よりも健康と幸福に恵まれる可能性が高い。」
・「日本語の痩弱に歯止めがかからないのは『言葉なんかいくら使用制限しても日常生活に少しも不便はない』という『生活言語』の全能への信仰が現代社会に瀰漫しているからである」

【感想】
「男の籠絡方法」は目からうろこ。夫(もう遅いか)で実験を重ねます。

少子化対策は「そうだそうだ!」と納得。

最近漢字をできるだけ難しくない言葉やかなに置き換える風潮に私も染まっていたことに気づき、難しい漢字や言葉を避けずに、自分も使って言葉を磨こうと啓発されました。私の乏しい日本語が、子供たちの乏しい日本語力につながっていることを日々痛感しています。

★読んでくれてありがとうございました。
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Posted at 14:23 | エッセイ | COM(0) | TB(0) |